第二十三話「池田屋に走れ」2

mah-kun2010-06-07


望月亀弥太長州藩邸の門前で自刃したのは事実ですが、他の設定がちょっと強引過ぎるように感じた。


望月亀弥太は、かろうじて一命を取りとめますが、長州藩邸に行ってはいけなかった。
長州藩池田屋事件にかかわったとなれば、さらに長州藩の地位が失墜してしまう。


望月亀弥太は大儀で動いたのではないと思う。
それは、龍馬もきっと同じ思いだったと思うが、平井収二郎始めその他の勤皇党の同志が処刑され、投獄され悔しくてしかたなかった。
それなのに、自分は何をやっているのだろう?という疑問が亀弥太の頭の中で渦を巻いていたのだと思う。
第一回目の放送「憎しみからは憎しみしか生まれんぜよ」龍馬の言葉がこの回のすべてだと思う。


この池田屋事件で、新撰組の名は天下の知らしめることになります。
芹沢がいた頃は壬生浪といって評判が悪かったのですが、この頃は英雄だったんじゃないでしょうか?



池田屋跡地


画像右上:栩原楽人沖田総司


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