第二十三話「池田屋に走れ」1

mah-kun2010-06-06


池田屋事件
京の街を震撼させた一大事件です。


ドラマでは龍馬は京都に駆けつけていますが、龍馬は京都にいなかったと思います。
京で、長州が何かをしようとするのはうすうす感じていたようです。


このドラマには出てきてないようですが、北添佶摩に行動を留まるように手紙も書いているようです。
また、望月亀弥太も感情を抑えきれないようだということもわかっていた。


この計画はとんでもないもので、新撰組の副長、土方歳三が計画を突き止め会津に報告しますが、会津は動かなかった。
計画は祇園祭の前の風の強い日を狙って京都御所に火を放ちその混乱に乗じて中川宮朝彦親王を幽閉し
一橋慶喜会津松平容保らを暗殺し孝明天皇を長州へ連れ去るというものであった。
首謀者は吉田稔麿宮部鼎蔵尊攘派の過激志士です。


桂小五郎もこの会議に出席しますが、僕は桂は積極的ではなくむしろ止めようとしていたのだろうと思ってます。


新撰組が涼しい顔で帰って、悪者のように描かれてますが、そんなものではなかったと思います。
新撰組はこの事件に限っては、明らかに京の街を救ったと言ってもいいと思います。



三条木屋町池田屋


画像右上:松田悟志土方歳三


池田屋事変始末記 (新人物文庫)

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