第十九話「攘夷決行」4


岡田以蔵が武市から突き放されます。


昨日、5月11日は以蔵の命日でした。
初の命日祭が高知・真宗寺山で行われたらしいです。
テロの主犯に正四位が贈与され、以蔵には名誉回復もないので、命日祭が行われたことは、ほんとによかったと思います。


岡田以蔵がいなければ勝海舟天誅の名の下に命を落としていたことは「氷川清話」により真実である可能性が近い。
後の勝海舟の働きを見れば、ある意味、武市よりも日本のためになっている。


岡田以蔵役の佐藤健くん、はじめは福山と年が20歳も離れてるのに大丈夫かな?
と思ってましたが、なんのなんの、その純朴さがハマってると思います。
また、その純朴さが涙を誘います。



佐藤健


「君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ 澄み渡るべき 」岡田以蔵の時世の句

画像右上:


人斬り以蔵 (新潮文庫)

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雨に添う鬼 武市と以蔵

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人斬り以蔵異聞

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