第六話「松陰はどこだ?」2

mah-kun2010-02-09


この回でのもうひとつの見所は武市と弥太郎です。
前回とは180度、立場が変わってしまいます。


武市は、吉田東洋に呼ばれたといって期待に胸をふくらませながら、吉田邸?お城?へ向かいます。
弥太郎は商人に呼ばれ、何故かわけもわからず商人宅へむかいます。


結果は、武市は吉田東洋の失望を買い、弥太郎は江戸行きのお金を工面してくれるという。
ここから、2人の歯車は逆にまわり始めます。(ドラマでは)
実際には幼少のころから弥太郎の才覚は藩から認められています。
後に吉田東洋の片腕として才能を開花させ始めます。


最後の加尾へのプロポーズは笑っちゃいました。
武市とは考え方で、龍馬とは色恋沙汰で敵対させる魂胆でしょう。
史実では平井加尾は、慶応2年に土佐藩士、後の自由民権運動家の西山志澄と結婚しています。

西山志澄・加尾の墓  青山霊園 東京都港区南青山2丁目


「その程度の男じゃったか」武市に向かってと吉田東洋がいい放った。(ドラマ内)

画像右上:吉田東洋


暁の群像――豪商岩崎弥太郎の生涯

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