土佐藩上士・後藤象二郎


後藤象二郎土佐藩上士、参政・吉田東洋の甥です。
吉田が暗殺されるや失脚。
文久3年に藩政に復帰し、前藩主山内容堂の信頼を得るとともに、江戸の開成所にて蘭学や航海術、英学も学ぶ。
元治元年(1864年)、大監察に就任。
公武合体派の急先鋒として、武市瑞山らを切腹させるなど土佐勤王党を弾圧する。
しかし、情勢を見て、開国派に転じたと思われ、岩崎弥太郎を使い藩の貿易に腐心します。


海援隊には後藤憎しの思いを持つ土佐の下士もたくさんいます。
土佐藩は、事実上薩長の活躍の前に大きく出遅れていました。
このままでは土佐藩は出遅れてしまう。
そこで長崎の海援隊、龍馬も元へこれからの土佐藩のあり方を請うたとおもいます。


1月13日 坂本龍馬 長崎清風邸で後藤象二郎と会見
後藤は才覚があり、時勢の読みも鋭く龍馬と意気投合します。
後藤の世話で、龍馬の脱藩の罪が解かれています。
多分海援隊(亀山社)も土佐藩の組織となって活躍していったとおもわれます。
海援隊と正式に名乗ったのはこの頃でしょう。



買いました?
書店経営してた頃は、毎年買ってというか1冊もっていました。
ムックといって雑誌ですが、返品期限はありません。
雑誌コードが6から始まるのがムック版です。
ISBNコードは978-4-14-923353-6 雑誌コードは69233-53
本屋は題名言われるより、上記コードを言われた方がよっぽど助かります。



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