大河ドラマ「龍馬伝」

第十九話「攘夷決行」1

今回の龍馬伝、ほんとに泣かされますが、今日ほど泣いた回はない!あぎ〜〜〜!土佐へ帰るな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! 土佐勤皇党、文久元年結成から約2年、歴史から抹殺されようとしている。 武市半平太・大石弥太郎・島村衛吉・間崎哲馬 門田為之助・柳…

第十八話「海軍を作ろう!」5

この頃に龍馬に大きな影響を与えた人物の一人に、幕臣:大久保一翁がいます。 勝海舟の親分みたいな存在です。 大政奉還、江戸無血開城に尽力した英雄だと思っています。 徳川に大恩を尽くすというのは、こういうことだ! と山内容堂に言ってやりたいです。 …

第十八話「海軍を作ろう!」4

いや、びっくりしました。 龍馬伝のキャスティング! 寺田屋お登勢さん役が草刈民代さんとは! 草刈民代さんは龍馬の実母、幸役で一度登場して、悲惨な死を遂げてます。 病弱で龍馬が子供の頃に早世しています。 お登勢さんといえば、尊攘志士たちを支えた豪…

第十八話「海軍を作ろう!」3

望月亀弥太、高松太郎、千屋寅之助の3人の土佐藩士が勝海舟の門弟になりました。 これは史実ですが、容堂が送り込んだのかどうかはわかりません。 高松太郎、千屋寅之助は神戸海軍操練所から亀山社中にも参加します。 望月亀弥太は神戸海軍操練所には参加し…

第十八話「海軍を作ろう!」2

この頃の龍馬の手紙に乙女に宛てたものがあります。 通称:エヘンの手紙。 此頃ハ天下無二の軍学者勝麟太郎という大先生に門人となり、ことの外かはいがられ候て、先きゃくぶんのよふなものになり申候。 ちかきうちにハ大坂より十里あまりの地にて、兵庫と云…

第十八話「海軍を作ろう!」1

齢酔三百六十回 鯨海酔侯 これは勝海舟が文久3年1月15日、下田宝福寺で山内容堂と会見し龍馬の脱藩罪をとかせた時に 勝が「老公は大酒家で忘れてしまうかも知れません。是非、赦免の証を頂きたい」というと 扇子に瓢箪の絵を描き、この言葉を書き入れた…

第十七話「怪物、容堂」6 皇女和宮

将軍家茂は文久3年春に上洛します。 家茂の正室は和宮で、公武合体策で幕府に降嫁した御台所です。 和宮は孝明天皇の実の妹で、家茂は義兄に攘夷の約束しに行ったということになります。 この公武合体策に中心的に動いたのが、岩倉具視です。 その岩倉を利…

第十七話「怪物、容堂」5

この頃は、自分的には龍馬自身より、薩長土各藩の動き対幕府のが興味があります。 文久2年の久光上洛から、幕末の第2幕が上がったと言ってもいいと思います。 家茂は結局、勅定を受け入れ上洛することになります。 ここで、忘れてはいけないのが、策士、清…

第十七話「怪物、容堂」4

香川さんの弥太郎、相変わらずおもしろいです。 都合のいい時に親友になる。 目的は金の無心。 弥太郎が言う商売の理論は単純ですが、全く持ってそのとおり。 「わしゃもう刀ら、どうでもえい」弥太郎 岩崎弥太郎 不屈の生き方作者: 武田鏡村出版社/メーカー…

第十七話「怪物、容堂」3

ジョン万次郎が、プレジデントを大統領と訳してますけど、ほんとのことなんでしょうか。 大統領ってよく考えると、古臭い命名ですね。 画像右上:トータス松本:ジョン万次郎役 ジョン万次郎漂流記 (偕成社文庫)作者: 井伏鱒二,宮田武彦出版社/メーカー: 偕…

第十七話「怪物、容堂」2

龍馬が土佐の江戸藩邸に行きますが、これは創作だと思います。 勝海舟は、神戸に海軍を創る前に長崎海軍伝習所で、航海術を学んでます。 勝海舟は妾が数人いましたが、長崎でも「お久」という女性とこの時に知り合い子供もいます。 その名前が「梅太郎」。龍…

第十七話「怪物、容堂」1

「怪物、容堂」という題名ですが、 僕にはただの酒好きで、時局の読めない尊敬するに値しない殿様というイメージしかありません。 王政復古クーデターが起きた小御所会議での醜態は土佐の恥さらし! 僕は長宗我部の家臣の末裔です。 山内容堂 画像右上: 新…

第十六話「勝麟太郎」6

次回は千葉道場、佐那との別れのシーンです。 生涯独身を貫いて、ひっそりとこの世を去った佐那。 はじめは、男を寄せ付けないような「鬼小町」そのものでしたが、だんだん渡辺いっけいさんとからんで 笑えるキャラに変わってましたね。 龍馬と婚約してたの…

第十六話「勝麟太郎」5

弥太郎役の香川照之さんの演技は抜群で、相変わらず笑えます。 先週の大根持っての、のり突っ込みは最高でした! 英国公使館焼き討ちが文久2年12月12日に起こります。 襲撃者は下記のとおりです。高杉晋作 久坂玄瑞 井上聞多 伊藤俊輔 寺島忠三郎 品川…

第十六話「勝麟太郎」4

最後の将軍、徳川慶喜も登場してました。 この時は、将軍後見職です。 安政の大獄は、家茂と慶喜の将軍継嗣問題が元で起こったこと。 それが、文久2年になって家茂は将軍、慶喜が後見職、なんとも皮肉なことです。 島津久光は兄、斉彬が、慶喜を将軍にしよ…

第十六話「勝麟太郎」3

勅使の三条実美が登城し、将軍に勅定を手渡します。 将軍に攘夷の実行を約束させる勅定を。 この勅使の東下は、土佐と長州?の策略だったと思うのですが、土佐と長州がうまく行ってたかというと、そうでもない。 長州の攘夷派の若手の親分、周布政之助は公然…

第十六話「勝麟太郎」3

龍馬が紋付に変身しましたね! 薩摩の幕政改革で、政事総裁職に就いた、松平春嶽に会いに行くのだから、 いくらだらしない龍馬といえども紋付でいったんでしょうね? 史実では、間崎哲馬、近藤長次郎と3人で会いに行ったという説が有力です。 で、ここで不…

第十六話「勝麟太郎」2

勝麟太郎は一時、佐久間象山の門下であったこともあり、兵学も学んでます。 佐久間象山の門下には、吉田松陰や橋本左内、龍馬も名を連ねたこともあります。 ドラマでも写ってましたが「海舟書屋」の篆刻は佐久間象山のものです。 勝の妹が、象山の正室になっ…

第十六話「勝麟太郎」1

まさか、こう脚本するか! いや〜いままでとは全く違って新鮮で面白い! と思ったが、その思いも尻つぼみに。 勝との議論が、ちょっと浅はかに感じた。 と思ったら、ここでジョン万次郎が出てくるか〜トータス松本!! 春嶽も人物だと思うが、橋本佐内、横井…

第十五話「ふたりの京」7

次回は、いよいよ勝海舟の登場です! 出会いのシーンは「龍馬伝」オリジナルだそうです。 僕はあくまで「龍馬伝」はドラマと割り切って見てます。 史実云々をいっていると、面白くありませんし、唯の一人もその時代のその現場を見た訳ではないので議論は尽き…

第十五話「ふたりの京」6

今回の「ふたりの京」は加尾と龍馬の2人のことでしょうが、ドラマとしてみれば大変悲しい別れでした。 しかし僕は加尾よりも以蔵が可哀想でしょうがなかった。 無邪気に龍馬に抱きつくシーンは、今後、以蔵が迎えることになる悲劇を思うと胸が痛かった。 以…

第十五話「ふたりの京」5

薩摩が東下して、幕政改革、一橋慶喜を将軍後見職とし、を政事総裁職とすることを幕府に認めさました。 京に戻る途中、生麦事件が起きます。 大名行列を横切る英国人を殺害し、後に薩英戦争に発展します。 薩摩は京に立ち寄り、すぐに薩摩へ帰国します。 そ…

第十五話「ふたりの京」4

4月23日の寺田屋事件で、薩摩藩は京都の不貞浪士を鎮撫したということで、京都の禁裏守護の勅状を得ます。 公家の間では攘夷派より、公武合体派が中心でした。 中でも和宮降嫁策の中心的存在、岩倉具視の影響は大きかったと思います。 腰抜けばかりの公家…

第十五話「ふたりの京」3

京都へ行った西郷は、激派志士たちの京都焼き討ち・挙兵の企てを止めようと試みます。 しかし、京都の情勢を久光に伝える役目の有村俊斎が西郷が志士を煽動していると報告。 久光はその報告に激高し、西郷の捕縛命令を下します。 この時、大久保利通は万策尽…

第十五話「ふたりの京」2

しかし、西郷は久光の出兵に先立って下関で待つように命ぜられました。 西郷が下関へ入るのは、文久2年の3月23日あたり。 龍馬の脱藩の前日ということになります。 龍馬も4月1日あたりに下関にはいってます。 しかし西郷は京都の緊迫した情勢に危機を…

第十五話「ふたりの京」1

舞台が京都に変わりました。 これは、薩摩の島津久光が兵を率いて上洛するという一大ニュースが駆け巡ったからです。 安政の大獄で島流しに会っていた西郷隆盛が薩摩に呼び戻されます。 薩摩出兵、西郷召還、これに呼応して、九州、四国、中国の志士達が次々…

第十四話「お尋ね者龍馬」6

実権を得た武市は、藩主、山内豊範に上洛を促し、6月28日に高知城を出立。 しかし、ドラマにあるとおり、大坂に入ってから麻疹のため足止めを余儀なくされます。 井上佐市郎を殺害したのはあたかも以蔵の単独犯のように描かれてますが、事実は武市の命令…

第十四話「お尋ね者龍馬」5

脱藩3日目、大洲から肱川を川舟でわたり、長浜港に到着。 富田屋金兵衛方で四国最後の夜を迎える。 長浜港 翌日、帆船に乗って長州、三田尻へ。 三田尻からは、定かではありませんが、一説として4月1日、白石正一郎邸へ行き、沢村惣之丞と別れ別行動へ。 …

第十四話「お尋ね者龍馬」4

檮原から、いよいよ土佐を後にします。 今までとは違い、脱藩です。 龍馬は二度とこの故郷に帰って来れないという思いで、出ていったのでしょうか? 大野ヶ原から韮が峠 韮が峠 小屋村から榎ヶ峠へ 榎ヶ峠1 三杯谷から日除から水ヶ峠、泉ヶ峠へ 泉ヶ峠の坂本…

第十四話「お尋ね者龍馬」3

脱藩ルートは、高知西、朝倉から朽木へ、峠です。 朽木峠:那須市あたりから西北西に行きます。 次は高知県津野町 当別峠:いまではトンネルがあります。 東津野から檮原へ 野越峠 で、檮原の那須信吾邸宅で一泊。 車に慣れた現代人にとっては、とても一日で…