第十八話「海軍を作ろう!」2

mah-kun2010-05-05


この頃の龍馬の手紙に乙女に宛てたものがあります。
通称:エヘンの手紙。


此頃ハ天下無二の軍学者勝麟太郎という大先生に門人となり、ことの外かはいがられ候て、先きゃくぶんのよふなものになり申候。
ちかきうちにハ大坂より十里あまりの地にて、兵庫と云う所ニて、おゝきに海軍ををしへ候所をこしらへ、又四十間、五十間もある船をこしらへ、でしどもニも四五百人も諸方よりあつまり候事・・・

達人の見るまなこハおそろしきものとかや、つれづれにもこれあり、猶エヘンエヘン



龍馬は鼻高々だったんでしょうね〜。
「つれづれにもこれあり」は徒然草第194段に
「達人の人を見る眼(まなこ)は、少しも誤る處あるべからず。」とあります。


勝海舟という達人の目に狂いはない。
ちょっと自己満足しちゃってますね。龍馬。



高知の銘菓にもなってます。


「達人の人を見る眼(まなこ)は、少しも誤る處あるべからず。」徒然草吉田兼好

画像右上:川岡大次郎高松太郎


龍馬の手紙 (講談社学術文庫)

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爆笑問題が読む龍馬からの手紙

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「龍馬の声」が聞こえる手紙 (知的生きかた文庫)

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