第十八話「海軍を作ろう！」3
望月亀弥太、高松太郎、千屋寅之助の３人の土佐藩士が勝海舟の門弟になりました。
これは史実ですが、容堂が送り込んだのかどうかはわかりません。
高松太郎、千屋寅之助は神戸海軍操練所から亀山社中にも参加します。
望月亀弥太は神戸海軍操練所には参加しますが、尊皇攘夷の志熱く、池田屋事件に遭遇してしまいます。
そして深手を負って京の長州藩邸までたどり着きますが、長州藩が匿うはずもなく自刃してしまいます。
高松太郎は龍馬の実の甥っ子で、後に家督を継いで坂本直と名乗ってます。
龍馬に関する遺品を多く持っていたらしく、金に困ってみんな売ってしまったというようなことをどこかで読んだ記憶があります。
残っていたら凄い遺産になっていたのに、太郎ちゃんなんてことすんの！
千屋寅之助は明治２６年まで生きます。
西南戦争では政府軍にあって活躍したそうです。
まあ、この戦争で、龍馬の盟友であった西郷隆盛は最後を遂げる訳ですが。
龍馬暗殺の黒幕が西郷という説も否定はできませんが。
また寅之助はお龍の妹と龍馬の死後、結婚しますので、龍馬の義弟ということになります。
画像右上：是近敦之：千屋寅之助役
