「沈まぬ太陽」

mah-kun2010-06-16


何一つ遮る物のない悠久の大地では、厳かな大自然の営みが繰り広げられています。


地平線へ黄金の矢を放つアフリカの太陽は、荘厳な光に満ちています。
それが私には、不毛の日々を生きざるを得なかった人間の心を慈しむ、明日を約束する、沈まぬ太陽に思えるのです。


本当に明治維新は正しかったんだろうか?
でも日本はそうせざるを得なかった。
新しい文明が、古い文明を飲み込んだ。


地球規模の歴史でみたら、今、産業革命以降、恐ろしいスピードで地球が悪い方向に進んでいるように思えてしかたない。
ほんとうに、太陽は沈まないのだろうか?
ほんとうに、明日を約束してくれるんだろうか?


僕等は学生運動をしらないし、少し前までは、冷戦が終わり、共産国家がただ漠然と「悪」だと決め付けていた。
山崎豊子さんは、プロレタリア文学者ではありません。)


僕の父は、会社の労働組合の委員長(赤旗の方ではありません)をやってましたが、後に反対側になりました。
規模は、全く違いますが、この「沈まぬ太陽」という映画を見て複雑な気分になりました。


今は社会が複雑すぎて、何が善で何が悪か全くわかりません。
ただ、前にも書きましたが、僕は自民党以外入れたことがありません。
何故なら、反連合だったからです。
村山さんが総理大臣になった時はとまどいましたが。


また、国会が終わり、選挙モード突入になります。
総理大臣が変わっただけで、支持率がこんなに変わるなんて、なんか変です。
日本は議員内閣制です。
政党自身の責任も問われるべきじゃないかと思ってます。


僕は、このブログで、武市のことを良くは書きませんが、僕自身も頑固者かもしれません。
もう一度、真っ白になってみたいです。


渡辺謙いいわ〜!


画像右上:渡辺謙


沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽 スタンダード・エディション(2枚組) [DVD]

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