第二十一話「故郷の友よ」3

mah-kun2010-05-25


この頃の幕府の京における一大勢力は会津です。
京都守護職松平容保京都所司代はすでに、その勢力だけでは京の都は到底守れませんでした。


その松平容保支配下にあったのが壬生浪士組(後の新撰組)です。
元は将軍の上洛警護のために京に上ったのですが、清河八郎尊皇攘夷の兵力にするための画策とわかり江戸に戻ることになりますが、あくまで京に残ると主張したのが、近藤、芹沢の壬生浪士組です。


この頃は新見錦を加えて三人局長体制だったと思います。
幕府は徹底的に京の不逞浪士達を粛清していきます。


近藤達には確固たるイデオロギーなどなかったと思います。
元は多摩の百姓で、とにかく徳川に尽くし武士らしく忠義の士になろうと必死だったと思います。
新撰組が未だに人気があるのは、そうした純朴な志が受け入られているからではないでしょうか。
忠臣蔵に通じるところがあると思います。
あと、戊辰戦争会津の白虎隊も忘れてはいけません。


ドラマの最後で岡田以蔵壬生浪士組(この頃はもう新撰組かも)に追い詰められていました。
新鮮組局長、近藤勇役は原田泰造です。


画像右上:原田泰造近藤勇


新撰組顛末記 (新人物文庫)

新撰組顛末記 (新人物文庫)

新選組100話 (中公文庫)

新選組100話 (中公文庫)

新撰組フィギュア「土方歳三」

新撰組フィギュア「土方歳三」