第二十話「収二郎、無念」6
平井収二郎とともに、間崎哲馬も切腹させられていますが、間崎は勝の面会状を貰うために龍馬と一緒に春嶽に合ってます。
龍馬はそれほど、土佐の攘夷派と袂を分かっていたのではないのかもしれません。
交わりを持ちながら、試行錯誤していたのではないかと思います。
次回はついに攘夷派が京から一掃される薩摩、会津によるクーデターがおきます。
そして、世に言う「七卿落ち」で三条実美等の攘夷派公家が長州藩士と共に都落ちします。
そして時勢は再び攘夷から公武合体へ、元来公武合体派で勤皇党が疎ましかった容堂は一気に粛清へ。
土佐勤皇党の獄がはじまり、歴史から消えることになってしまいます。
結局、吉田東洋暗殺の刃は自分たちに返ってくることになったのです。
「百千度(ももちたび)生キカヘリツ、ウラミント思フ心乃絶ニケルカナ」平井収二郎
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