第十九話「攘夷決行」2


今から約150年前の今日、長州藩は馬関海峡、田ノ浦沖に停泊するアメリカ商船ベンプローク号に砲撃。
久坂玄瑞が中心となり馬関戦争の火蓋が切って落とされました。


どうも、やべきょうすけさんの久坂玄瑞の攘夷は薄っぺら過ぎるように感じるのは僕だけでしょうか?
久坂玄瑞はもちろん攘夷で勝てる訳ないと思っていたと思う。
不平等な条約に対し、このまま幕府に政治を任せていたら日本は潰れてしまう。
その日本人としての気概を見せ付けることで、より多くの日本人の目を覚ませたかったのだと思う。


それに5月10日を攘夷決行と約束させたのに実行しなければ、朝廷の権威が落ちてしまう。
幕府は朝廷の下にあるものということを世間に知らしめねばならない。


長州の高杉晋作がまだ出てませんが、この攘夷決行には加わってなかったと思います。
御殿山の英国公使館焼き討ちには加わっていますが、天誅の嵐が吹き荒れる京の情勢に嫌気がさして久坂とは、袂を分かっていた。



馬関(関門)海峡:源平の戦い、第二次長州征討もここで戦争が起こっています。
龍馬の海援隊もここで高杉の援軍として戦ってます!


画像右上:


高杉晋作 (文春新書)

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高杉晋作(上) (講談社文庫)

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高杉晋作(下) (講談社文庫)

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