第十話「引きさかれた愛」1
安政５年、井伊直弼が大老に就きます。
そして勅許のないまま、アメリカと不平等条約：日米修好通商条約を批准してしまいます。
井伊直弼が大老職就任にあたり自身で書いた誓詞の控え。
これが諸藩の尊皇攘夷の志士達に火をつけてしまいます。
土佐でも、容堂が蟄居させられてしまいます。
その結果、吉田東洋が蟄居を解かれ参政に返り咲き、藩政を担います。
この藩政改革が、多くの藩士の怒りを買い上士の中にも反目する者が多かった。
そこを武市が工作し、その上士を上手く利用し、後の土佐勤皇党結成に大きく影響します。
岩崎弥太郎はドラマではまだ牢に入っているようですが、東洋の蟄居中に東洋の少林塾に入塾し、後藤象二郎らの知遇を得ます。
東洋が参政に返り咲いた後、これに仕え、藩吏の一員として長崎に派遣されます。
今回の題名「引きさかれた愛」は平井収二郎の妹、加尾との別れだとおもいますが、予告を見る限りちょっと大げさかなと思います。
安政６年、土佐藩主山内容堂の妹・友姫が三条公睦に嫁ぐ際に友姫の御付役として上洛しています。
これは平井家にとっては大変名誉なことであったと思います。
高知市山手町
AKB48、前田さんのファンの方おまたせ！今回で春猪は成長し前田敦子さん登場だと思います。
「あらし山花にこころのとまるとも馴れしミ国の春なわすれそ」龍馬に加尾が送った歌
画像右上：松井範雄：井伊直弼役
