薩摩
この頃、薩摩では、島津斉彬が藩主になり、公武合体に動いています。
将軍家定の正室として、篤姫を大奥に送ります。
これは、時期将軍を一橋慶喜にするための工作で、西郷隆盛も越前の橋本佐内らと奔走します。
西郷は薩摩の下級武士の組織「誠忠組」のリダーであり、斉彬の影響で開明思想を持っていたと思われます。
薩摩の「誠忠組」はほとんど「尊皇攘夷」の血気に逸った若者たちでしが、西郷という重しがあったので暴発はありませんでした。
武市半平太とは、人物の大きさが違います。
後に薩摩では、寺田屋事件という悲劇が起こりますが、この時西郷は島津久光の怒りを買って謹慎中でした。
この時の暴発組のリーダー有馬新七と武市半平太がダブります。
やはり、土佐は吉田東洋を暗殺したのが大間違いだったと思ってます。
島津久光
画像右上：島津久光
