龍馬と安政の大獄


龍馬は安政の大獄が、激しさを増し、次々と攘夷派の志士が粛清されるのをどう見ていたのでしょう。
安政5年に、水戸の攘夷派の志士、住谷寅之助と会見してます。
龍馬23歳です。


とにかく水戸は安政の大獄の発端となる、将軍継嗣問題で対立して井伊の粛清の標的になってます。
住谷寅之助井伊直弼憎しの思いを龍馬に語ったのでしょうか?
住谷寅之助は龍馬のことを、政治にうとく、世間知らずと綴っています。
はたして、ほんとにそうだったのでしょうか。


僕の想像では、龍馬は先に述べた、河田小竜との出会いが衝撃すぎて、もう開国しなければという
念をうすうす感じていたんだと思います。
だから、住谷寅之助の尊攘論には違和感を感じていたんではないかと。




土佐と伊予の国境近く