人間、坂本龍馬

一年通して、NHK大河ドラマを見ることは、なかなか難しいもので
流石に自分の大好きな「龍馬」なら見るだろうと思ってましたが、オンタイムでは見ることができませんでした。


感想ブログも中途半端になってしまい、未完のままです。
いずれは完成させたいと思ってます。


何故「人間、坂本龍馬」というタイトルにしたのかと言えば
こうしてヒーローとして扱われるとイメージだけが独り歩きをして、天衣無縫な完全な者になってしまいます。
それが、いいことなのかどうかは僕にはわかりません。


学生の頃、遠藤周作の「イエスの生涯」という本を読んで、キリストって人間だったんだと初めてしりました!
無知でしょう!(笑)
その後「人間イエス」と言う本を読んで改めて実感しました。


自分が思ってることは、そうして人間を神格化させることは非常に危険なことだと思ってます。
神格化させるべきは、その人の考えていた概念だと思います。
しかし、それは非常に難しいことで、一歩道を間違えると反対の方向に進んでしまうこともあります。


宗教同士の争いはその最たるもので、聖書・コーランヴェーダ・仏典はみな、同じ真理を伝えているものだと思います。
エスマホメットもクリシュナも仏陀もみんなおなじことを伝えようとしてるんだろうと思います。
現代の宗教間の争いは、本質を捉えることができない「無知」から来ていると思います。


龍馬からいきなり話が飛んでしまいましたが、僕は龍馬が実物以上に美化されるのが嫌でした。
なので、福山雅治が龍馬役というのは、僕の中では、最悪に近いキャスティングでした。
決して福山雅治が嫌いな訳じゃありません。


今回の龍馬伝をどう評価するかは自由ですが、坂本龍馬は実在した人間!
龍馬はスーパーマンではありません。





画像右上: