第二十六話「西郷吉之助」3
西郷は単身、長州に乗り込み長州藩の改革で長州征伐を終わらせた。
長州は、改革派から保守派に実権が移り、山口から萩へと長州の政治の中心も移ることになった。
保守派の粛清は壮絶で、周布等の改革派が絶命することになった。
運が良かったのは、高杉晋作が上手く逃げ延びたことだ。
後に長州の政治が、大逆転することになる。
幕府はドラマにあるとおり、急速にフランスに近づいていき、援助を受けることになる。
もし、長州征伐で幕府が勝つようなことがあったら、日本はフランスの植民地になってたかも知れない。
この頃、龍馬は横井小楠に頻繁に会っている。
横井小楠は龍馬に外国との交易の重要性を説いたに違いないと思っている。
すなわち、すでに龍馬の中では、亀山社中構想ができていたと思う。
しかし、肝心な船がない! 話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)
そこで、薩摩に近づいて行った!
「小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る」西郷を評して、坂本龍馬
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