第五話「黒船と剣」2

mah-kun2010-02-01


武市半平太岩崎弥太郎が対照的でしたね。


2人とも藩に意見書を一生懸命書いて提出してました。
武市半平太は容堂から、お褒めの言葉をいただいたと言って大喜び。
方や、岩崎弥太郎は、加尾に「意見書出したんでしょ?」と聞かれ「まだ、出してない」と嘘をつく。


2人は後の自分の運命をまだ知らない。
武市にとっては、あまりにも残酷すぎる運命を。
弥太郎には燦然と輝く未来が待っていることを。


日本外史」で勤皇思想に洗脳されていた武市は攘夷一辺倒。
岩崎弥太郎はもっと開明的な思想を持っていただろうと思われます。


エキサイトした弥太郎が、非常におもしろかったです。
私塾の生徒から「どおいて目玉が青いが?」「知らん!」と言って加尾に「開国」の説明を情熱的にし続ける。
一生懸命意見書を書いてる弥太郎に父:弥次郎が「金がもらえるがか?」「やかましい!」脇でわらう母:美和。


「酔えば勤皇、覚めれば佐幕」容堂を揶揄した言葉

画像右上:田中泯吉田東洋


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 容堂に捧ぐ

武市半平太伝―月と影と

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