映画「ハゲタカ」

mah-kun2010-01-20


武市半平太役の大森南朋が主演の映画「ハゲタカ」を見ました。
非常に面白かった。

この中で、玉山鉄二演じる劉が武市半平太と重なって見えました。
劉のバックは中国共産党
中国共産党から日本企業の象徴「アカマ自動車」に敵対的買収をしかけるように命ぜられる。
しかし、最終的には分が悪くなった中国共産党に切られてしまう。


そして元同僚で「アカマ自動車」の後を任されることになった芝野健夫(柴田恭兵)に鷲津政彦(大森南朋)は
劉はあんただと言う。そう、芝野健夫(柴田恭兵)も武市半平太に見えました。
黒船ならぬ赤船に攘夷を主張する志士。この映画には2人の武市半平太がいた。


以上は、あくまでも僕の主観です。


ただ言えることは、小泉・竹中・改革なんかなければ、「ハゲタカ」なんてドラマも映画もなかった。
僕は小泉純一郎なんて男は、井伊直弼だと思ってますから。
グローバルスタンダードの名の下にアメリカの言うがままになって、日本をハゲタカの食い物にさせた。
郵政民営化反対派の議員に「小泉チルドレン」なるものを刺客として送ったのは「平成の大獄」だ!


サブプライムローンなどという最初から債権の回収見込みのないローンを組ませ、金融商品化し
それを日本に売りつけ、リーマンショックで全く価値のないものにしてしまった。
グローバルスタンダード=アメリカンスタンダード!


そして中国共産党にもこの映画を見せてやりたい。
ユーチューブにサイバー攻撃をしかけるような、人権もない国家に。
しかし、俺は、今でもはっきり覚えてる。天安門事件の惨劇を!
ユーチューブで消されようが、俺の脳の記憶はいまでも鮮明です。


「憎しみじゃなにも変わらない」映画の中でマドンナ役の栗山千明が言ってました。

そういえば「龍馬伝」の第一話で龍馬も言ってましたね。


画像右上:栗山千明


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