大器晩成
龍馬伝、第一回放映の最後で弥太郎が
「先ず、最初にあいつを変えた人間はあの男じゃろ〜の〜。」
と言って黒船が映りましたのでペリーでしょう。違ったら松蔭。
詳しくは、ペリー来航(ウィキ ペディア)へ
第二回のタイトルは「大器晩成」
前にも書きましたが、龍馬は老荘思想の影響を受けてるんじゃないかと。
「大器晩成」は老子の中に出てくる言葉です。
【老子・第四十一章】
大方無隅。大器晩成。大音希聲。大象無形。道隠無名。
【現代語訳】
大きな四角形は角が見えず、大きな器(うつわ)は出来上がっていないように見える。
大きな音はその響きが聞き取れず、大きな形は形としては見えない。
そして万物の摂理たる「道」というものも、人間の認識を越えたものなのだ。
が、本来の意味です。
もうこの辺になると「悟り」の境地ですから、凡人の僕ではよくわかりません。
老子は「無為自然(むいしぜん)」である事を重んじました。
「無為自然」とは、小さな智恵などに縛られず、ありのままに生きる、という事です。
僕が20歳頃、精神を病んでいて、森田療法という治療を受けました。
その治療法が「無為自然」になるということでした。
禅とも非常に近い考え方です。
とにかく宗教書を片っ端から読みあさりました。
結局、宗教が説いているのは真理です。真理は一つしかありません。
それを解釈する指導者が完全に理解できないから争いが起こるんですよ。
それに民衆が踊らされる。
一番わからいのが日本、各家庭には神棚と仏壇がありクリスマスだと大騒ぎする。
バレンタイン、今年はチョコ、カカオ豆高騰で高いみたいですよ。
宗教が経済のための方便になりさがってる。
画像右上:マシュー・C・ペリー
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