老荘思想


前に龍馬が老荘思想の影響を受けてるかも?
ということを書いたと思いますが、僕自身も老荘思想が一番しっくりきます。
中でも荘子の弟子筋にあたる、竹林の七賢阮籍


孔子の礼節を重んじる教え(儒教)とは正反対。
「七人、常に竹林の下に集いて肆意酣暢す。故に世に竹林七賢と謂う。」
という漢文では、有名な話みたいですが、僕は全く漢文など勉強する気がなかったので知らなかったです。
簡単に訳せば「いつも竹林の下に集まって気ままに飲酒した。だからみんな竹林七賢という。」
なんじゃそりゃ?
って感じですけど、世は中国三国志の時代、魏の国。


曹操は禁酒令を出したり、魏の国を規則でがんじがらめにした。
そんな中、阮籍他7名は竹やぶで、酒をかっ食らいながら喧々諤々。
阮籍は礼節なんかくそくらえって感じで、好き勝手にやったんですね。
青眼、白眼を使い分け、嫌いな奴には無愛想でとおし、気の会った相手とは無邪気に仲良く接する。
簡単なようですけど、なかなかできないですよ。


信長もその気があったんじゃないかな?
普通、父親の葬式で、焼香を位牌に投げつけますかね?
えた、非人ならまだしも、まかりなりにも殿様の長男です。





「七人、常に竹林の下に集いて肆意酣暢す。故に世に竹林七賢と謂う」



風呂で読む 竹林の七賢

風呂で読む 竹林の七賢

竹林の七賢 (人間三国志)

竹林の七賢 (人間三国志)