勝海舟

mah-kun2010-01-30


1823年1月30日、勝海舟(幼名:麟太郎)は父・小吉の実家である男谷家で誕生しました。


ペリーから大統領親書を受け取った老中首座にあった阿部正弘は諸大名から意見を伺ったが、結果的に有効な手立てを見出せず、日米和親条約を締結に至ってしまった。


攘夷派、開国派の板ばさみにあって阿部は広く幕臣からも意見書を募った。
そこで、阿部の目に留まったのが、勝海舟の意見書だった。
前にも書きましたが、勝は蘭学にも通じ、開明的であった。それで、阿部と波長があったのでしょう。
そこで、阿部から幕政へ登用されることになります。貧乏旗本からの大出世です。



20年くらい前、年末ドラマで、田村正和の「勝海舟」が放映されましたが、このドラマはよかった。
自分の持つ勝海舟のイメージが田村正和とマッチしていた。
でも途中から、田村正和が体調を崩したということで、お兄さんの田村亮に変わってしまった!
兄弟だけあって容姿は似てましたが、芝居が全然違った。断然、田村正和の方がよかった!
役者によって、ドラマって全然違うものになってしまうと、この時しみじみ思いました。
龍馬役は名前も知らない役者でした。


そういった意味で、今回の「龍馬伝武田鉄矢勝海舟は残念です。


画像右上:勝海舟


氷川清話 (講談社学術文庫)

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